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2010年01月02日

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

忘年登山(静岡編)その②

2009年12月22日~23日 静岡県と山梨県の県境 八紘嶺・山伏 記録者 あーちゃん


忘年登山、続きです。

12月23日。
7時半過ぎに民宿を出て、近くの登山口に向かいます。

準備をして、登りだしたのが、8時過ぎ。
この日は、扇の要から、日本三大崩れの一つと言われる大谷(おおや)崩を登って、
山伏(やんぶし)に向かいます。

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

登り始めは、明るい登山道。

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

こんなに明るいのに、周辺の木や石にコケがあります。
と言うことは、水が多いってことだけど、登山道には水の気配はなし。
近くに小さな川があったけど…

しばらく、緩い傾斜の道を歩いて、扇の要へ。
大谷崩が、扇を広げたような形をしているから、その中心、扇の要。
この辺りを過ぎると、傾斜が段々ときつくなっていきました。

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

真ん中のくぼんだ所が、新窪乗越。

そこまで、この斜面にあるジグザグの道を進んで行きます。
時々、横からの落石にも注意しつつ、この大きな大谷崩を登っていきました。

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

登山道右側を見上げる!

この大谷崩は、300年ほど昔にあった地震で崩れて出来たものだそうです。
すごい崩れようだったのでしょうねぇ…

この日も、見事な青空♪

大谷崩を登りきったら、新窪乗越で、ここから、山伏まで尾根移動。

今まで、山の南側を登っていたから、雪も風も少なかったけど、
ここは、北側からの風も吹いてきて、かなり寒い。
そして、雪ががっちり凍っているので、軽アイゼンを付けて登ることにしました。

アイゼンは、その昔…
白馬岳の大雪渓を歩いた時に使って以来…

最初は、その性能が信じられずに、恐る恐る…
そのうち、慣れて、どんどん進んでいきました。

登山道は、雪、雪、雪…
深いところでは50cmくらいありました。
でも、山の南側の日のよく当たる所には、地面が見えていたりと、いろいろです。

でも、全体的には、雪の登山道。

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

しかし…、雪が積もった後、最初にこの踏み跡をつけた人って…
雪の中、ちゃんと見事に登山道に沿って踏み跡を作っているのだから、
よく知っている人が道を作っているのでしょうか??

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

雪の中をひたすら歩いて、11時半前に、山伏頂上到着です。

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

ここからも、美しい富士山が!!!
前日の、八紘嶺に比べてかなり展望がよく、美しい富士山が目の前にその姿を現していました。

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

この白骨樹と富士山の姿は、よくNHKとかの富士山の映像とかで紹介されるそうです。
同行者さん、『一度、この雪をかぶったここからの富士山が見てみたかった』と言われていました。
何度か登ったことがあるのですが、こんな富士山を見たことがなかったとか…

この日は、頂上に雲が現れたり消えたりしていたので、富士山もかなり風が強いんだろうなって思いました。
でも、相変わらずの見事なその姿!!

絶景です!!!

で、3人で、かわるがわる写真を撮ったり、それぞれ富士山に見入ったり…
素晴らしい光景でした。

思えば、今年、この富士山に登ったんですよね。
夏の出来事なのに、もう随分昔のことのような気がします(^^;

ちなみに、ネットは、ヤナギランを鹿の被害から守るために張ってあるそうです。
ここの頂上は、ヤナギランの群生があるとか…、それも見てみたいなって思いました。

それにしても、どこも鹿の被害、大変そうだな…

さて、富士山を堪能した後、山頂は寒いので、下って食事と言うことになり、
少し食べ物でお腹を満たした後、もと来た道を下ります。

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

下りの道の途中で。
雪がきらきら♪
その上に、木立の細い影がきれいです♪♪

どんどんと下って行って、13時過ぎに、新窪乗越に到着。
小休止を取って、再び大谷崩を下ります。
下りは、ずるずるとして、歩きにくい。
足元に集中しないといけないのに、ついつい辺りの景色に目を奪われて…
途中で、ずるっとこけちゃいましたσ(^_^;

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

大谷崩の上のほうを振り返って…

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

下っていく方の山並み♪

足ががくがくとなりながら、ひたすら下って、14時15分。
最初の登山口に到着です。

車を停めた辺りで、遅い昼食。
暖かいスープを飲んで一息(^^

その後、梅ヶ島温泉の温泉施設の黄金の湯(だったかな?)によって、汗を流してから、
静岡駅まで連れて行ってもらいました。
今回ご一緒したおじさん方と再会を約束して、夕方6時過ぎの新幹線に乗って、広島へ…

2日間の忘年登山はこれで終わりです。

忘年登山の名にふさわしく、いい締めくくりの山行になりました。

新たな山友も出来たし、美しい富士山を2日間とも見れたし♪

やっぱり、2009年も晴れ女だったし(^^v


さて、2010年、どんな一年になるでしょうか??
いっぱい山に登って、いっぱい川に行って、きれいなもの素敵なものを見てみたい♪

で、いっぱいいろんな人に出会いたいって思います。

ということで、
今年も、よろしくお願いします(^^



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Posted by okirakutozan at 18:15│Comments(0)静岡
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