2010年01月04日
初日の出
みなさま、明けましておめでとうございます。
さて、今年の山遊びは元旦早朝に始まりました。
数日前から元日の天気は良さそうとの予報だったので、子どもたちを焚き付けました。
「(大晦日の晩に)明日は何月何日?」
「一年の最初の日って、何月何日?」
「一年の最初に見る太陽ってスゴクキレイだぞ!」
「その太陽のことを初日の出って言うんだぞ!」
「初日の出に向かって、自分が一番やりたいことをお願いすんだぞ!」
と言いながら、元旦早朝6:00に隊長と副隊長を起こました。事務局長はさすがに無理です(笑)

オイラも20年以上ぶりに行く、地元の山(丘)の初日の出ポイント。
子どもと一緒に行く初の“初日の出”はとってもキレイで、希望に満ちていました。
※年末の寒波のため、藤枝市の低山でも山頂は雪が舞っていました。
さて、今年の山遊びは元旦早朝に始まりました。
数日前から元日の天気は良さそうとの予報だったので、子どもたちを焚き付けました。
「(大晦日の晩に)明日は何月何日?」
「一年の最初の日って、何月何日?」
「一年の最初に見る太陽ってスゴクキレイだぞ!」
「その太陽のことを初日の出って言うんだぞ!」
「初日の出に向かって、自分が一番やりたいことをお願いすんだぞ!」
と言いながら、元旦早朝6:00に隊長と副隊長を起こました。事務局長はさすがに無理です(笑)

オイラも20年以上ぶりに行く、地元の山(丘)の初日の出ポイント。
子どもと一緒に行く初の“初日の出”はとってもキレイで、希望に満ちていました。
※年末の寒波のため、藤枝市の低山でも山頂は雪が舞っていました。
2010年01月02日
八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)
忘年登山(静岡編)その②
2009年12月22日~23日 静岡県と山梨県の県境 八紘嶺・山伏 記録者 あーちゃん
忘年登山、続きです。
12月23日。
7時半過ぎに民宿を出て、近くの登山口に向かいます。
準備をして、登りだしたのが、8時過ぎ。
この日は、扇の要から、日本三大崩れの一つと言われる大谷(おおや)崩を登って、
山伏(やんぶし)に向かいます。

登り始めは、明るい登山道。

こんなに明るいのに、周辺の木や石にコケがあります。
と言うことは、水が多いってことだけど、登山道には水の気配はなし。
近くに小さな川があったけど…
しばらく、緩い傾斜の道を歩いて、扇の要へ。
大谷崩が、扇を広げたような形をしているから、その中心、扇の要。
この辺りを過ぎると、傾斜が段々ときつくなっていきました。

真ん中のくぼんだ所が、新窪乗越。
そこまで、この斜面にあるジグザグの道を進んで行きます。
時々、横からの落石にも注意しつつ、この大きな大谷崩を登っていきました。

登山道右側を見上げる!
この大谷崩は、300年ほど昔にあった地震で崩れて出来たものだそうです。
すごい崩れようだったのでしょうねぇ…
この日も、見事な青空♪
大谷崩を登りきったら、新窪乗越で、ここから、山伏まで尾根移動。
今まで、山の南側を登っていたから、雪も風も少なかったけど、
ここは、北側からの風も吹いてきて、かなり寒い。
そして、雪ががっちり凍っているので、軽アイゼンを付けて登ることにしました。
アイゼンは、その昔…
白馬岳の大雪渓を歩いた時に使って以来…
最初は、その性能が信じられずに、恐る恐る…
そのうち、慣れて、どんどん進んでいきました。
登山道は、雪、雪、雪…
深いところでは50cmくらいありました。
でも、山の南側の日のよく当たる所には、地面が見えていたりと、いろいろです。
でも、全体的には、雪の登山道。

しかし…、雪が積もった後、最初にこの踏み跡をつけた人って…
雪の中、ちゃんと見事に登山道に沿って踏み跡を作っているのだから、
よく知っている人が道を作っているのでしょうか??

雪の中をひたすら歩いて、11時半前に、山伏頂上到着です。

ここからも、美しい富士山が!!!
前日の、八紘嶺に比べてかなり展望がよく、美しい富士山が目の前にその姿を現していました。


この白骨樹と富士山の姿は、よくNHKとかの富士山の映像とかで紹介されるそうです。
同行者さん、『一度、この雪をかぶったここからの富士山が見てみたかった』と言われていました。
何度か登ったことがあるのですが、こんな富士山を見たことがなかったとか…
この日は、頂上に雲が現れたり消えたりしていたので、富士山もかなり風が強いんだろうなって思いました。
でも、相変わらずの見事なその姿!!
絶景です!!!
で、3人で、かわるがわる写真を撮ったり、それぞれ富士山に見入ったり…
素晴らしい光景でした。
思えば、今年、この富士山に登ったんですよね。
夏の出来事なのに、もう随分昔のことのような気がします(^^;
ちなみに、ネットは、ヤナギランを鹿の被害から守るために張ってあるそうです。
ここの頂上は、ヤナギランの群生があるとか…、それも見てみたいなって思いました。
それにしても、どこも鹿の被害、大変そうだな…
さて、富士山を堪能した後、山頂は寒いので、下って食事と言うことになり、
少し食べ物でお腹を満たした後、もと来た道を下ります。

下りの道の途中で。
雪がきらきら♪
その上に、木立の細い影がきれいです♪♪
どんどんと下って行って、13時過ぎに、新窪乗越に到着。
小休止を取って、再び大谷崩を下ります。
下りは、ずるずるとして、歩きにくい。
足元に集中しないといけないのに、ついつい辺りの景色に目を奪われて…
途中で、ずるっとこけちゃいましたσ(^_^;

大谷崩の上のほうを振り返って…

下っていく方の山並み♪
足ががくがくとなりながら、ひたすら下って、14時15分。
最初の登山口に到着です。
車を停めた辺りで、遅い昼食。
暖かいスープを飲んで一息(^^
その後、梅ヶ島温泉の温泉施設の黄金の湯(だったかな?)によって、汗を流してから、
静岡駅まで連れて行ってもらいました。
今回ご一緒したおじさん方と再会を約束して、夕方6時過ぎの新幹線に乗って、広島へ…
2日間の忘年登山はこれで終わりです。
忘年登山の名にふさわしく、いい締めくくりの山行になりました。
新たな山友も出来たし、美しい富士山を2日間とも見れたし♪
やっぱり、2009年も晴れ女だったし(^^v
さて、2010年、どんな一年になるでしょうか??
いっぱい山に登って、いっぱい川に行って、きれいなもの素敵なものを見てみたい♪
で、いっぱいいろんな人に出会いたいって思います。
ということで、
今年も、よろしくお願いします(^^
2009年12月22日~23日 静岡県と山梨県の県境 八紘嶺・山伏 記録者 あーちゃん
忘年登山、続きです。
12月23日。
7時半過ぎに民宿を出て、近くの登山口に向かいます。
準備をして、登りだしたのが、8時過ぎ。
この日は、扇の要から、日本三大崩れの一つと言われる大谷(おおや)崩を登って、
山伏(やんぶし)に向かいます。
登り始めは、明るい登山道。
こんなに明るいのに、周辺の木や石にコケがあります。
と言うことは、水が多いってことだけど、登山道には水の気配はなし。
近くに小さな川があったけど…
しばらく、緩い傾斜の道を歩いて、扇の要へ。
大谷崩が、扇を広げたような形をしているから、その中心、扇の要。
この辺りを過ぎると、傾斜が段々ときつくなっていきました。
真ん中のくぼんだ所が、新窪乗越。
そこまで、この斜面にあるジグザグの道を進んで行きます。
時々、横からの落石にも注意しつつ、この大きな大谷崩を登っていきました。
登山道右側を見上げる!
この大谷崩は、300年ほど昔にあった地震で崩れて出来たものだそうです。
すごい崩れようだったのでしょうねぇ…
この日も、見事な青空♪
大谷崩を登りきったら、新窪乗越で、ここから、山伏まで尾根移動。
今まで、山の南側を登っていたから、雪も風も少なかったけど、
ここは、北側からの風も吹いてきて、かなり寒い。
そして、雪ががっちり凍っているので、軽アイゼンを付けて登ることにしました。
アイゼンは、その昔…
白馬岳の大雪渓を歩いた時に使って以来…
最初は、その性能が信じられずに、恐る恐る…
そのうち、慣れて、どんどん進んでいきました。
登山道は、雪、雪、雪…
深いところでは50cmくらいありました。
でも、山の南側の日のよく当たる所には、地面が見えていたりと、いろいろです。
でも、全体的には、雪の登山道。
しかし…、雪が積もった後、最初にこの踏み跡をつけた人って…
雪の中、ちゃんと見事に登山道に沿って踏み跡を作っているのだから、
よく知っている人が道を作っているのでしょうか??
雪の中をひたすら歩いて、11時半前に、山伏頂上到着です。
ここからも、美しい富士山が!!!
前日の、八紘嶺に比べてかなり展望がよく、美しい富士山が目の前にその姿を現していました。
この白骨樹と富士山の姿は、よくNHKとかの富士山の映像とかで紹介されるそうです。
同行者さん、『一度、この雪をかぶったここからの富士山が見てみたかった』と言われていました。
何度か登ったことがあるのですが、こんな富士山を見たことがなかったとか…
この日は、頂上に雲が現れたり消えたりしていたので、富士山もかなり風が強いんだろうなって思いました。
でも、相変わらずの見事なその姿!!
絶景です!!!
で、3人で、かわるがわる写真を撮ったり、それぞれ富士山に見入ったり…
素晴らしい光景でした。
思えば、今年、この富士山に登ったんですよね。
夏の出来事なのに、もう随分昔のことのような気がします(^^;
ちなみに、ネットは、ヤナギランを鹿の被害から守るために張ってあるそうです。
ここの頂上は、ヤナギランの群生があるとか…、それも見てみたいなって思いました。
それにしても、どこも鹿の被害、大変そうだな…
さて、富士山を堪能した後、山頂は寒いので、下って食事と言うことになり、
少し食べ物でお腹を満たした後、もと来た道を下ります。
下りの道の途中で。
雪がきらきら♪
その上に、木立の細い影がきれいです♪♪
どんどんと下って行って、13時過ぎに、新窪乗越に到着。
小休止を取って、再び大谷崩を下ります。
下りは、ずるずるとして、歩きにくい。
足元に集中しないといけないのに、ついつい辺りの景色に目を奪われて…
途中で、ずるっとこけちゃいましたσ(^_^;
大谷崩の上のほうを振り返って…
下っていく方の山並み♪
足ががくがくとなりながら、ひたすら下って、14時15分。
最初の登山口に到着です。
車を停めた辺りで、遅い昼食。
暖かいスープを飲んで一息(^^
その後、梅ヶ島温泉の温泉施設の黄金の湯(だったかな?)によって、汗を流してから、
静岡駅まで連れて行ってもらいました。
今回ご一緒したおじさん方と再会を約束して、夕方6時過ぎの新幹線に乗って、広島へ…
2日間の忘年登山はこれで終わりです。
忘年登山の名にふさわしく、いい締めくくりの山行になりました。
新たな山友も出来たし、美しい富士山を2日間とも見れたし♪
やっぱり、2009年も晴れ女だったし(^^v
さて、2010年、どんな一年になるでしょうか??
いっぱい山に登って、いっぱい川に行って、きれいなもの素敵なものを見てみたい♪
で、いっぱいいろんな人に出会いたいって思います。
ということで、
今年も、よろしくお願いします(^^
2009年12月31日
八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)
忘年登山(静岡編)その①
2009年12月22日~23日 静岡県と山梨県の県境 八紘嶺・山伏 記録者 あーちゃん
12月22日。
秋の会津駒ケ岳に登った日に泊まった桧枝岐の民宿で、
たまたま一緒になった山好きのおじさん2人組みに誘われて、忘年登山に静岡まで行ってきました。
こちら広島を朝の5時過ぎにでて、新幹線で一路静岡へ!
10時前に静岡駅に着いて、今回誘っていただいたおじさん2人と合流して、
車で梅ヶ島温泉と言うところへ向かいます。
梅ヶ島温泉の小さな集落を越えたすぐ先に、
この日に登る八紘嶺(はっこうれい)と言う山の登山口がありました。
本当は、もう少し先の別の登山口から行く予定だったらしいのですが、
もう既に、冬季通行止め期間になっていて先にいけなかったので、その場所から、と言うことに。
さて、時間は、11時半前。
準備をして、いざ、出発です。
この前日までは、この静岡でも、かなり冷え込んだ毎日だったようですが、
この日は、気温も持ち直して、かなり、いいお天気の予報。

歩き出してしばらくは、よく手入れされた針葉樹の林の中。
木漏れ日の登山道を歩いていると、冬の最中と言うよりは、春浅い登山道を歩いているような気がしました。

でも、時々、登山道に、霜柱。
歩いていると、さくさくと音がして、その音も心地いい。
歩き出して、約1時間ほどで、安部峠との分岐に到着。
ここから、八紘嶺方面に向かいます。この先は、広葉樹の森。
辺りは、雲ひとつない、見事なまでの青空!!

登山道は、明るくて気持ちがよくって、どんどんと進んでいきました。
他の山でもそうなのですが、目の前に見えてくるピークを見ては、
『この見えているピークが頂上!?』と思うのですが、大抵は違うことが多く、
『また、偽頂上にだまされたねぇ…』なんて笑いながら、登っていきました。
そんなこんなで、どんどん進んでいったのですが、何気に登山道の右側を見ると、
『あーっ、富士山!!!』
白い雪をかぶった美しい姿の富士山が見えていました。
さすが、静岡!!

木の枝が邪魔をして、なかなかきれいな姿が見えないのですが、
青空に映えて、その美しい姿と言ったら!!!
俄然元気が出てきて、またどんどんと進んでいきました。
周辺の景色も、かなりきれいです。
それにしても、見事な青空だ…

木立の間から、木々に邪魔されずに富士山が見えるスポットがあったので、そこからの富士山です。
裾野の美しさや、雪のかぶり具合や、その形そのもの…
ホント、絵になりますねぇ♪
思うに、富士山のある風景って、それだけで絶景になりますね♪
だから、富士山が見える地域に住んでいる方々は、それだけで得されているような気が…(^^
しかし…、つくづく日本人って…、富士山、好きですよね…(^^;
さて、富士山に元気をもらって、またさらにどんどん進みます。
が、そのうち、登山道は、雪で真っ白に…

でも、凍っていないので、普通の登山靴のままで、問題なく歩けました。
木立の間から、真っ白な南アルプスの山並み!!

振り返ってみた、静岡の山並み。
思っていた以上に、深い山並み…
こっち、中国地方とは、全然違う山の景色です。
で、その後、偽ピークにだまされること数回、
もしかして、雪のせいで頂上に気がつかなかったのかも?と、思いはじめていた14時14分。
やっと頂上に到着!!!

頂上からも、南アルプスの山々が、木立の間に白く見えていました。
もちろん、富士山も!!

しばらく、みんなで写真を撮ったり、食べ物を食べたりして、大休止。
ここから、この次の日に登る山や、そのほかにも縦走が出来るそうです。
でも、登山道はしっかり雪に覆われていました。
頂上で休んだ後、元の道をピストン。

頂上付近から。
下りはいつも早いですよね。何度もだまされた偽ピークを越え、ひたすら下っていきます。
下り道に、再び富士山♪
夏には木々が生い茂っていそうなので、これは、冬だから見える富士山かな?

登りの時には気がつかなかった、ベストポジションにて!
年賀状の写真になるねぇってお話しながら、しばし、富士山に見入ってしまいました。
その後、どんどんと下って行きます。
夕方が迫ってきていましたので、ペースも上がっていきます。
さて、時間は、夕方の4時前。
最初に歩いた針葉樹の森に着いた時には、辺りは夕方の雰囲気。
山の陰になるから、お日様が山の向こうに落ちていくのが早いのでしょうね。
この日泊まる梅ヶ島温泉の民宿の人が心配しているねって言いながら、
足を速めて下って行って、元の登山口に着いた時間は、午後4時半前。

登山口の辺りから、梅ヶ島温泉の集落を見る!
さて、この日は、安部の大滝と言う(今回は、行かなかったけど)、
滝までの道の入り口の橋の近くにある民宿にお泊りです。
紅葉シーズンには賑わったらしいのですが、今回は、私たちのみでした。
すぐに、民宿内にあるお風呂へ。
もちろん、温泉♪。
ここの温泉のお湯は、硫黄のにおいのするぬるっとしたお湯。
お肌すべすべ!
気持ちよかったです♪
お風呂のあと、夕食。
3人で楽しく食べた後、もってきてくださった、手製の果実酒等々を飲みながら、
あーだこーだとお話して、夜の11時頃に、お開き。
なんだかんだで、面白かったです
お話していたときも言っていたけど、秋にたまたま同じ民宿に泊まったのですが、
もし、同じ民宿に泊まらなかったら、出会わなかったわけで、
でも、一緒の民宿に泊まっても、たくさん人がいたりしたら、その他大勢にまぎれて、お話もしなかったわけで…
それに、このおじさん方が、こんな陽気な人達でなかったら、やっぱ、きっと、お話もしなかったわけで…
人と人って、何かの縁があって、知り合いになるべくしてなっていのだと思う。
縁…って、面白いなぁ…って思います。
不思議だとも思います。
この方々、二人でいろいろな所に出かけて、いろいろ山に登っているとのこと。
百名山が残す所あとわずかだとのこと。
でも、百名山に登ることばかりを目指しているわけではないと。
私のように、普段は近場の里山にも出かけるんだとか。
百名山は、一つのきっかけにすぎないようで、その登る過程を大事にしている人のような気がしました。
ま、とにかく、陽気なおじさんたちで、今まで登った山のお話や、珍道中(?)のお話をたくさんしてくださいました。
また、ご一緒しましょうって言って下さいました。
よい山友達が出来ました。友達って言うのも失礼かもしれないけど…(^^;
でも、年も住んでいるところも違うけど、そんな仲間が出来るのも、山の持つ魅力かもね(^^
さて、その後は、この日、朝が早かったから、爆睡…
久々に、ゆっくり眠ったような気がしました。
この次の日は、この梅ヶ島温泉から30分くらいの所にある、山伏(やんぶし)に登ります。

民宿の前で。
しっかり日本人。3人ともピース
隠れた顔は、三人とも笑顔(^^v
と、その①は、ここまで。
この続きは、その②に続きます。
2009年12月22日~23日 静岡県と山梨県の県境 八紘嶺・山伏 記録者 あーちゃん
12月22日。
秋の会津駒ケ岳に登った日に泊まった桧枝岐の民宿で、
たまたま一緒になった山好きのおじさん2人組みに誘われて、忘年登山に静岡まで行ってきました。
こちら広島を朝の5時過ぎにでて、新幹線で一路静岡へ!
10時前に静岡駅に着いて、今回誘っていただいたおじさん2人と合流して、
車で梅ヶ島温泉と言うところへ向かいます。
梅ヶ島温泉の小さな集落を越えたすぐ先に、
この日に登る八紘嶺(はっこうれい)と言う山の登山口がありました。
本当は、もう少し先の別の登山口から行く予定だったらしいのですが、
もう既に、冬季通行止め期間になっていて先にいけなかったので、その場所から、と言うことに。
さて、時間は、11時半前。
準備をして、いざ、出発です。
この前日までは、この静岡でも、かなり冷え込んだ毎日だったようですが、
この日は、気温も持ち直して、かなり、いいお天気の予報。
歩き出してしばらくは、よく手入れされた針葉樹の林の中。
木漏れ日の登山道を歩いていると、冬の最中と言うよりは、春浅い登山道を歩いているような気がしました。
でも、時々、登山道に、霜柱。
歩いていると、さくさくと音がして、その音も心地いい。
歩き出して、約1時間ほどで、安部峠との分岐に到着。
ここから、八紘嶺方面に向かいます。この先は、広葉樹の森。
辺りは、雲ひとつない、見事なまでの青空!!
登山道は、明るくて気持ちがよくって、どんどんと進んでいきました。
他の山でもそうなのですが、目の前に見えてくるピークを見ては、
『この見えているピークが頂上!?』と思うのですが、大抵は違うことが多く、
『また、偽頂上にだまされたねぇ…』なんて笑いながら、登っていきました。
そんなこんなで、どんどん進んでいったのですが、何気に登山道の右側を見ると、
『あーっ、富士山!!!』
白い雪をかぶった美しい姿の富士山が見えていました。
さすが、静岡!!
木の枝が邪魔をして、なかなかきれいな姿が見えないのですが、
青空に映えて、その美しい姿と言ったら!!!
俄然元気が出てきて、またどんどんと進んでいきました。
周辺の景色も、かなりきれいです。
それにしても、見事な青空だ…
木立の間から、木々に邪魔されずに富士山が見えるスポットがあったので、そこからの富士山です。
裾野の美しさや、雪のかぶり具合や、その形そのもの…
ホント、絵になりますねぇ♪
思うに、富士山のある風景って、それだけで絶景になりますね♪
だから、富士山が見える地域に住んでいる方々は、それだけで得されているような気が…(^^
しかし…、つくづく日本人って…、富士山、好きですよね…(^^;
さて、富士山に元気をもらって、またさらにどんどん進みます。
が、そのうち、登山道は、雪で真っ白に…
でも、凍っていないので、普通の登山靴のままで、問題なく歩けました。
木立の間から、真っ白な南アルプスの山並み!!
振り返ってみた、静岡の山並み。
思っていた以上に、深い山並み…
こっち、中国地方とは、全然違う山の景色です。
で、その後、偽ピークにだまされること数回、
もしかして、雪のせいで頂上に気がつかなかったのかも?と、思いはじめていた14時14分。
やっと頂上に到着!!!
頂上からも、南アルプスの山々が、木立の間に白く見えていました。
もちろん、富士山も!!
しばらく、みんなで写真を撮ったり、食べ物を食べたりして、大休止。
ここから、この次の日に登る山や、そのほかにも縦走が出来るそうです。
でも、登山道はしっかり雪に覆われていました。
頂上で休んだ後、元の道をピストン。
頂上付近から。
下りはいつも早いですよね。何度もだまされた偽ピークを越え、ひたすら下っていきます。
下り道に、再び富士山♪
夏には木々が生い茂っていそうなので、これは、冬だから見える富士山かな?
登りの時には気がつかなかった、ベストポジションにて!
年賀状の写真になるねぇってお話しながら、しばし、富士山に見入ってしまいました。
その後、どんどんと下って行きます。
夕方が迫ってきていましたので、ペースも上がっていきます。
さて、時間は、夕方の4時前。
最初に歩いた針葉樹の森に着いた時には、辺りは夕方の雰囲気。
山の陰になるから、お日様が山の向こうに落ちていくのが早いのでしょうね。
この日泊まる梅ヶ島温泉の民宿の人が心配しているねって言いながら、
足を速めて下って行って、元の登山口に着いた時間は、午後4時半前。
登山口の辺りから、梅ヶ島温泉の集落を見る!
さて、この日は、安部の大滝と言う(今回は、行かなかったけど)、
滝までの道の入り口の橋の近くにある民宿にお泊りです。
紅葉シーズンには賑わったらしいのですが、今回は、私たちのみでした。
すぐに、民宿内にあるお風呂へ。
もちろん、温泉♪。
ここの温泉のお湯は、硫黄のにおいのするぬるっとしたお湯。
お肌すべすべ!
気持ちよかったです♪
お風呂のあと、夕食。
3人で楽しく食べた後、もってきてくださった、手製の果実酒等々を飲みながら、
あーだこーだとお話して、夜の11時頃に、お開き。
なんだかんだで、面白かったです

お話していたときも言っていたけど、秋にたまたま同じ民宿に泊まったのですが、
もし、同じ民宿に泊まらなかったら、出会わなかったわけで、
でも、一緒の民宿に泊まっても、たくさん人がいたりしたら、その他大勢にまぎれて、お話もしなかったわけで…
それに、このおじさん方が、こんな陽気な人達でなかったら、やっぱ、きっと、お話もしなかったわけで…
人と人って、何かの縁があって、知り合いになるべくしてなっていのだと思う。
縁…って、面白いなぁ…って思います。
不思議だとも思います。
この方々、二人でいろいろな所に出かけて、いろいろ山に登っているとのこと。
百名山が残す所あとわずかだとのこと。
でも、百名山に登ることばかりを目指しているわけではないと。
私のように、普段は近場の里山にも出かけるんだとか。
百名山は、一つのきっかけにすぎないようで、その登る過程を大事にしている人のような気がしました。
ま、とにかく、陽気なおじさんたちで、今まで登った山のお話や、珍道中(?)のお話をたくさんしてくださいました。
また、ご一緒しましょうって言って下さいました。
よい山友達が出来ました。友達って言うのも失礼かもしれないけど…(^^;
でも、年も住んでいるところも違うけど、そんな仲間が出来るのも、山の持つ魅力かもね(^^
さて、その後は、この日、朝が早かったから、爆睡…
久々に、ゆっくり眠ったような気がしました。
この次の日は、この梅ヶ島温泉から30分くらいの所にある、山伏(やんぶし)に登ります。
民宿の前で。
しっかり日本人。3人ともピース

隠れた顔は、三人とも笑顔(^^v
と、その①は、ここまで。
この続きは、その②に続きます。
2009年12月13日
満観峰(2009.12.12)
久々にスカッと晴れた土曜日に、家族で焼津市の満観峰(470m)に行ってきました。
他県の方々には“シラスで有名な用宗(もちむね)港”、“断崖絶壁を走るR150で有名な大崩海岸”と言えば、分かる方もいるかもしれません。
満観峰はその海岸線から少し内陸に入った場所にあります。
近くには高草山(501m)、花沢山(450m)、虚空蔵山(126m)などがあり、チョッとハイキングには最適です。
この日、実は“海抜ゼロメートルからのピーク”を目論んでいたのですが、さすがに娘はまだ無理そうです。強要すると今後、一緒に行かなくなってしまう恐れがありますので、鞍掛峠(300m)から歩き始めました。
狙いは山頂でのパスタランチとキレイな富士山と伊豆半島のワイドビュー。
息子2人は放っておいてもスイスイ行ってしまいますので、女房が監視役。
オイラは娘と一緒にマッタリ歩きです。この前教えてあげたキイチゴを頬張る娘と一緒に歩くのは楽しくてしょうがないです、ハイ。
「つかれた、だっこ」
「お父さんをだっこしてよ」
「ダメェ~」
「テッペンでキレイですっごく大きな富士山見ようね」
「ウン!」
とまぁ、だましだまし、1時間半くらい歩きました。
もう最高!

ちなみに山頂は100人以上が楽しそうに食事をしている銀座でしたが、皆さんいい人で、子どもたちも一緒に遊んでもらいました。
アプローチもたくさんあるので、今度は別にルートから行ってみようかな!
他県の方々には“シラスで有名な用宗(もちむね)港”、“断崖絶壁を走るR150で有名な大崩海岸”と言えば、分かる方もいるかもしれません。
満観峰はその海岸線から少し内陸に入った場所にあります。
近くには高草山(501m)、花沢山(450m)、虚空蔵山(126m)などがあり、チョッとハイキングには最適です。
この日、実は“海抜ゼロメートルからのピーク”を目論んでいたのですが、さすがに娘はまだ無理そうです。強要すると今後、一緒に行かなくなってしまう恐れがありますので、鞍掛峠(300m)から歩き始めました。
狙いは山頂でのパスタランチとキレイな富士山と伊豆半島のワイドビュー。
息子2人は放っておいてもスイスイ行ってしまいますので、女房が監視役。
オイラは娘と一緒にマッタリ歩きです。この前教えてあげたキイチゴを頬張る娘と一緒に歩くのは楽しくてしょうがないです、ハイ。
「つかれた、だっこ」
「お父さんをだっこしてよ」
「ダメェ~」
「テッペンでキレイですっごく大きな富士山見ようね」
「ウン!」
とまぁ、だましだまし、1時間半くらい歩きました。
もう最高!
ちなみに山頂は100人以上が楽しそうに食事をしている銀座でしたが、皆さんいい人で、子どもたちも一緒に遊んでもらいました。
アプローチもたくさんあるので、今度は別にルートから行ってみようかな!
2009年12月06日
家族でお姫平
2009.12.06 快晴 藤枝市の小高い山に行って来ました
久々に快晴の日曜日。
オイラの体調もようやく戻ってきました。
フルオフの日曜日にパスタランチの用意をして、5人で出かけました。
父さんの墓参り~和菓子屋さん~蓮華寺池公園~お姫平という、山援隊レギュラーコースです。
道々、キョロキョロしながら・・・
父さんの墓参りでは、急登の石段をのぼり、
和菓子屋さんでは隊長:大福餅、副隊長:焼き饅頭、事務局長:和風パイを頬張り、
蓮華寺池公園では、棒切れを持って、杖代わり・・・
お姫平でパスタを腹一杯食べました。

ハイキングコース、トリムコース、アスレチックとこの辺りでは休みになると人寄せする場所です。
この日も家族連れからカップル、シニアのウォーカーなど、みんな楽しそうな顔をしていましたが、
山援隊もイイ顔していました!
途中、事務局長が小さな流れに落ちてズブ濡れになるアクシデントがありました。
夕方近かったので、風邪をひくかな?と思い、濡れたズボンを脱がせて、
オイラのフリースをズボン代わりにしました。
両袖に両足を入れさせ、ストラップをゴム代わりにして、格好がつきました(笑)
久々に歩き通して、晩酌と晩御飯の手巻寿司が美味しかったです。
久々に快晴の日曜日。
オイラの体調もようやく戻ってきました。
フルオフの日曜日にパスタランチの用意をして、5人で出かけました。
父さんの墓参り~和菓子屋さん~蓮華寺池公園~お姫平という、山援隊レギュラーコースです。
道々、キョロキョロしながら・・・
父さんの墓参りでは、急登の石段をのぼり、
和菓子屋さんでは隊長:大福餅、副隊長:焼き饅頭、事務局長:和風パイを頬張り、
蓮華寺池公園では、棒切れを持って、杖代わり・・・
お姫平でパスタを腹一杯食べました。

ハイキングコース、トリムコース、アスレチックとこの辺りでは休みになると人寄せする場所です。
この日も家族連れからカップル、シニアのウォーカーなど、みんな楽しそうな顔をしていましたが、
山援隊もイイ顔していました!
途中、事務局長が小さな流れに落ちてズブ濡れになるアクシデントがありました。
夕方近かったので、風邪をひくかな?と思い、濡れたズボンを脱がせて、
オイラのフリースをズボン代わりにしました。
両袖に両足を入れさせ、ストラップをゴム代わりにして、格好がつきました(笑)
久々に歩き通して、晩酌と晩御飯の手巻寿司が美味しかったです。
2009年11月21日
烏帽子山(2009.10.04)
日本一低い烏帽子山に登る
2009.10.04 烏帽子山@藤枝市 山援隊小生
何でもこの烏帽子山、日本で85座ほどある中で、最も低い108.8m。
今まで40年間知らなかったけど、地元のミニコミ誌で発見し、山援隊5人とバカなが隊隊長親子の7人で、日曜日の午後から出かけました。
登山口は南北1つずつ。
家からボチボチ歩きはじめ、普段は車で通り過ぎてしまう街並みを歩いてみることで、新しい発見があったりする。途中の公園で、ご飯を炊いてカレーを食べる。その間、隊員たちは公園で大はしゃぎ。食事を済ませると、バカなが隊隊長親子が合流し、烏帽子山山頂を目指す。
北側の登山口を探すも、なかなか見つからない。
地元住民でありながら、ナンとも情けない・・・
麓で美味しそうな枝豆を作っているご夫婦に聞くと、まさしく真横が登山口。
「美味しそうな枝豆ですね!」
「自分らで作っても、みんな、知り合いにくれちゃうだよ」
「いやぁ、その枝豆でビールをグビッとやりたくなっちゃいますねぇ」
と話をしながら、登りはじめる。
雑木林を抜けると、山頂下には小さな神社があり、そのすぐ上が山頂。
猫の額ほどの山頂だけど、故郷を見渡す景観はスバラシイ。
遠くに走る新幹線や東海道線に一喜一憂しながら、登りとは違う山道を下り、間違えながらも楽しく下りました。ちなみに反対側の登山道は、山頂付近が岩場だったので、こっちのルートの方が安全でした。

子どもたちも、ヘビが怖いだの、キノコがないだの、クワガタがいそうだの、それぞれに
キョロキョロしながら45分程の登山でした。
しかし、周りには原っぱが多いんですが、「マムシに注意!」の看板が何枚か立っていたので、本当に出てきたらシャレにならんなぁ・・・と思いました。
こうして自分の住む街の山を子どもたちと一緒にピクニック感覚で登っていこうかと思っています。
2009.10.04 烏帽子山@藤枝市 山援隊小生
何でもこの烏帽子山、日本で85座ほどある中で、最も低い108.8m。
今まで40年間知らなかったけど、地元のミニコミ誌で発見し、山援隊5人とバカなが隊隊長親子の7人で、日曜日の午後から出かけました。
登山口は南北1つずつ。
家からボチボチ歩きはじめ、普段は車で通り過ぎてしまう街並みを歩いてみることで、新しい発見があったりする。途中の公園で、ご飯を炊いてカレーを食べる。その間、隊員たちは公園で大はしゃぎ。食事を済ませると、バカなが隊隊長親子が合流し、烏帽子山山頂を目指す。
北側の登山口を探すも、なかなか見つからない。
地元住民でありながら、ナンとも情けない・・・
麓で美味しそうな枝豆を作っているご夫婦に聞くと、まさしく真横が登山口。
「美味しそうな枝豆ですね!」
「自分らで作っても、みんな、知り合いにくれちゃうだよ」
「いやぁ、その枝豆でビールをグビッとやりたくなっちゃいますねぇ」
と話をしながら、登りはじめる。
雑木林を抜けると、山頂下には小さな神社があり、そのすぐ上が山頂。
猫の額ほどの山頂だけど、故郷を見渡す景観はスバラシイ。
遠くに走る新幹線や東海道線に一喜一憂しながら、登りとは違う山道を下り、間違えながらも楽しく下りました。ちなみに反対側の登山道は、山頂付近が岩場だったので、こっちのルートの方が安全でした。

子どもたちも、ヘビが怖いだの、キノコがないだの、クワガタがいそうだの、それぞれに
キョロキョロしながら45分程の登山でした。
しかし、周りには原っぱが多いんですが、「マムシに注意!」の看板が何枚か立っていたので、本当に出てきたらシャレにならんなぁ・・・と思いました。
こうして自分の住む街の山を子どもたちと一緒にピクニック感覚で登っていこうかと思っています。
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