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2009年12月31日

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

忘年登山(静岡編)その①

2009年12月22日~23日 静岡県と山梨県の県境 八紘嶺・山伏 記録者 あーちゃん

12月22日。
秋の会津駒ケ岳に登った日に泊まった桧枝岐の民宿で、
たまたま一緒になった山好きのおじさん2人組みに誘われて、忘年登山に静岡まで行ってきました。

こちら広島を朝の5時過ぎにでて、新幹線で一路静岡へ!

10時前に静岡駅に着いて、今回誘っていただいたおじさん2人と合流して、
車で梅ヶ島温泉と言うところへ向かいます。

梅ヶ島温泉の小さな集落を越えたすぐ先に、
この日に登る八紘嶺(はっこうれい)と言う山の登山口がありました。

本当は、もう少し先の別の登山口から行く予定だったらしいのですが、
もう既に、冬季通行止め期間になっていて先にいけなかったので、その場所から、と言うことに。

さて、時間は、11時半前。

準備をして、いざ、出発です。

この前日までは、この静岡でも、かなり冷え込んだ毎日だったようですが、
この日は、気温も持ち直して、かなり、いいお天気の予報。

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

歩き出してしばらくは、よく手入れされた針葉樹の林の中。

木漏れ日の登山道を歩いていると、冬の最中と言うよりは、春浅い登山道を歩いているような気がしました。

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

でも、時々、登山道に、霜柱。
歩いていると、さくさくと音がして、その音も心地いい。

歩き出して、約1時間ほどで、安部峠との分岐に到着。
ここから、八紘嶺方面に向かいます。この先は、広葉樹の森。

辺りは、雲ひとつない、見事なまでの青空!!

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

登山道は、明るくて気持ちがよくって、どんどんと進んでいきました。

他の山でもそうなのですが、目の前に見えてくるピークを見ては、
『この見えているピークが頂上!?』と思うのですが、大抵は違うことが多く、
『また、偽頂上にだまされたねぇ…』なんて笑いながら、登っていきました。

そんなこんなで、どんどん進んでいったのですが、何気に登山道の右側を見ると、

『あーっ、富士山!!!』

白い雪をかぶった美しい姿の富士山が見えていました。
さすが、静岡!!

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

木の枝が邪魔をして、なかなかきれいな姿が見えないのですが、
青空に映えて、その美しい姿と言ったら!!!

俄然元気が出てきて、またどんどんと進んでいきました。

周辺の景色も、かなりきれいです。

それにしても、見事な青空だ…

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

木立の間から、木々に邪魔されずに富士山が見えるスポットがあったので、そこからの富士山です。
裾野の美しさや、雪のかぶり具合や、その形そのもの…
ホント、絵になりますねぇ♪

思うに、富士山のある風景って、それだけで絶景になりますね♪
だから、富士山が見える地域に住んでいる方々は、それだけで得されているような気が…(^^

しかし…、つくづく日本人って…、富士山、好きですよね…(^^;

さて、富士山に元気をもらって、またさらにどんどん進みます。

が、そのうち、登山道は、雪で真っ白に…

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

でも、凍っていないので、普通の登山靴のままで、問題なく歩けました。

木立の間から、真っ白な南アルプスの山並み!!

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)
振り返ってみた、静岡の山並み。
思っていた以上に、深い山並み…

こっち、中国地方とは、全然違う山の景色です。

で、その後、偽ピークにだまされること数回、
もしかして、雪のせいで頂上に気がつかなかったのかも?と、思いはじめていた14時14分。

やっと頂上に到着!!!

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

頂上からも、南アルプスの山々が、木立の間に白く見えていました。
もちろん、富士山も!!

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

しばらく、みんなで写真を撮ったり、食べ物を食べたりして、大休止。

ここから、この次の日に登る山や、そのほかにも縦走が出来るそうです。
でも、登山道はしっかり雪に覆われていました。


頂上で休んだ後、元の道をピストン。

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

頂上付近から。

下りはいつも早いですよね。何度もだまされた偽ピークを越え、ひたすら下っていきます。

下り道に、再び富士山♪
夏には木々が生い茂っていそうなので、これは、冬だから見える富士山かな?

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

登りの時には気がつかなかった、ベストポジションにて!

年賀状の写真になるねぇってお話しながら、しばし、富士山に見入ってしまいました。

その後、どんどんと下って行きます。
夕方が迫ってきていましたので、ペースも上がっていきます。

さて、時間は、夕方の4時前。
最初に歩いた針葉樹の森に着いた時には、辺りは夕方の雰囲気。
山の陰になるから、お日様が山の向こうに落ちていくのが早いのでしょうね。

この日泊まる梅ヶ島温泉の民宿の人が心配しているねって言いながら、
足を速めて下って行って、元の登山口に着いた時間は、午後4時半前。

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

登山口の辺りから、梅ヶ島温泉の集落を見る!

さて、この日は、安部の大滝と言う(今回は、行かなかったけど)、
滝までの道の入り口の橋の近くにある民宿にお泊りです。

紅葉シーズンには賑わったらしいのですが、今回は、私たちのみでした。

すぐに、民宿内にあるお風呂へ。
もちろん、温泉♪。
ここの温泉のお湯は、硫黄のにおいのするぬるっとしたお湯。
お肌すべすべ!

気持ちよかったです♪

お風呂のあと、夕食。
3人で楽しく食べた後、もってきてくださった、手製の果実酒等々を飲みながら、
あーだこーだとお話して、夜の11時頃に、お開き。
なんだかんだで、面白かったですニコニコ

お話していたときも言っていたけど、秋にたまたま同じ民宿に泊まったのですが、
もし、同じ民宿に泊まらなかったら、出会わなかったわけで、
でも、一緒の民宿に泊まっても、たくさん人がいたりしたら、その他大勢にまぎれて、お話もしなかったわけで…
それに、このおじさん方が、こんな陽気な人達でなかったら、やっぱ、きっと、お話もしなかったわけで…

人と人って、何かの縁があって、知り合いになるべくしてなっていのだと思う。
縁…って、面白いなぁ…って思います。
不思議だとも思います。

この方々、二人でいろいろな所に出かけて、いろいろ山に登っているとのこと。
百名山が残す所あとわずかだとのこと。
でも、百名山に登ることばかりを目指しているわけではないと。
私のように、普段は近場の里山にも出かけるんだとか。
百名山は、一つのきっかけにすぎないようで、その登る過程を大事にしている人のような気がしました。

ま、とにかく、陽気なおじさんたちで、今まで登った山のお話や、珍道中(?)のお話をたくさんしてくださいました。
また、ご一緒しましょうって言って下さいました。

よい山友達が出来ました。友達って言うのも失礼かもしれないけど…(^^;
でも、年も住んでいるところも違うけど、そんな仲間が出来るのも、山の持つ魅力かもね(^^

さて、その後は、この日、朝が早かったから、爆睡…
久々に、ゆっくり眠ったような気がしました。

この次の日は、この梅ヶ島温泉から30分くらいの所にある、山伏(やんぶし)に登ります。

八紘嶺・山伏(2009.12.22~23)

民宿の前で。
しっかり日本人。3人ともピースチョキ
隠れた顔は、三人とも笑顔(^^v

と、その①は、ここまで。
この続きは、その②に続きます。



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Posted by okirakutozan at 11:38│Comments(2)静岡
この記事へのコメント
あーちゃん、相変わらず遠征好きだねぇ!
静岡には私の仲間で此処にも日記を書いてくれている「すまた」さんも居ます。
釣りも大好きな陽気で良い奴ですから今度山登り連れて行ってあげて下さいな。多分荷物全部担いでくれるから!(爆)
Posted by 副隊長 at 2009年12月31日 17:19
副隊長さん、こんばんわ。

今回は、私のお休みに多分合わせて日程を組んでくださったようで、
仕事忙しかったけど、はるばる出かけました。

一人の山歩きも嫌いじゃないけど、人と一緒なのも面白いですね。
楽しかったです(^^

荷物もってくださるのはうれしいな♪
みんなで、登山企画してくださいな。

時間さえ合えば、行きますよ~(^^
Posted by あーちゃんです。 at 2009年12月31日 20:02
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