2010年01月19日
上田市・太郎山~虚空蔵山縦走
太郎山~虚空蔵山縦走・前
10年1月17日(日) 参加者:じゅんちゃ&木偶 記録者:木偶野呂馬

左:縦走路からの太郎山 右:上田市街を見下ろす
jnu1さんにお任せで上田市と坂城町の境にある太郎山,虚空蔵山を縦走する。上田近辺の山はまったく未知であるし、当初は近場で雪山ハイキング出来る山を~と言うことだったので完全装備で現地に着いてみたら何と半袖の山だった。
太郎山はこの地方では人気の山で登山口付近の道路には車がズラリと並んでおり、老若男女沢山の登山者がハイキングシューズで次々と登って行く。またすでに下りて来る人もあり、jun1さんは『安曇野で言えば光城山みたいな山らしい』と言う。そんな中での雪山対応のプラブーツはいささか奇異に見えたかもしれないがそれしかなかったのでいたしかたなし。

左:登山口 右:祠あり
9:22発。快晴で陽射しのある所は暖かく地面が緩み始めているが、南東稜を登る登山道は殆どがコナラなどの樹林帯の中で雪が残っており、それが凍って滑りやすく意外と歩きにくい。雪山のつもりだったので軽アイゼンは持っていないし、10本爪を履くわけにもいかないので恐るおそる登る羽目になる。長袖シャツを着て歩き始めたが、直に暑くなり半袖になる。

左:赤門 右:太郎神社
この地方特有の祠や里程標を見ながらゆっくり登って40分で『太郎山神社』と書かれた鳥居を通り、さらに40分で赤い鳥居のある山門の先の石段を登って10:46太郎神社に着く。

左:関東富士見100選碑 右:北ア蓮華岳方面
神社はまったくの日陰で冷蔵庫のような寒さだが、山門に戻って南側に廻るとそこは東~南~西に向けて開けた明るい展望広場で、東の烏帽子岳から浅間の外輪山,秩父山塊,八ヶ岳・蓼科山,南アルプス,霧が峰,美ヶ原,を隔てて西の北アルプスに至る山々が望まれ、また眼下に上田市や青木村の街並みを見下ろすことが出来た。よく晴れていて富士山もスッキリ見えており『関東富士見100選』の1つである。

左:八ヶ岳の裾野と富士 右:蓼科山・八ヶ岳
太郎神社からの展望でアルプスや八ヶ岳,秩父山塊等の遠景の山々以上に興味深かいのは、南南西方向に端正なたたずまいを見せる夫神岳とそれをそのまま持ち上げて南に大きく傾けたような子檀嶺(こまゆみ)岳,そこから始まって十観山,御鷹山,入山,二ツ石峰,保福寺峠,三才山,戸谷峰と連なる山なみや女神岳,独鈷山等,青木村を取り巻く山々である。

左:境界線ラインの右端に子檀嶺(こまゆみ)岳,ラインの左にある端正な山が夫神岳
右:十観山~御鷹山~入山~二ツ石峰~三才山~戸谷峰の境界線ライン
特に保福寺峠から十観山に至る旧四賀村と青木村の境界線の山なみは、これまで冬期縦走を目論みながらも保福寺峠への道が通行不能になるために手を拱いていたのだが、それを逆方向から見ると十観山から保福寺峠まで縦走してピストンするか鹿教湯温泉に下るというコース取りもあり得ると言うことに気づかされ、大いに参考になった。いつもとは違う方向から山を見るのも時に必要なことだと言うことを教えられた気がする。
10年1月17日(日) 参加者:じゅんちゃ&木偶 記録者:木偶野呂馬


左:縦走路からの太郎山 右:上田市街を見下ろす
jnu1さんにお任せで上田市と坂城町の境にある太郎山,虚空蔵山を縦走する。上田近辺の山はまったく未知であるし、当初は近場で雪山ハイキング出来る山を~と言うことだったので完全装備で現地に着いてみたら何と半袖の山だった。
太郎山はこの地方では人気の山で登山口付近の道路には車がズラリと並んでおり、老若男女沢山の登山者がハイキングシューズで次々と登って行く。またすでに下りて来る人もあり、jun1さんは『安曇野で言えば光城山みたいな山らしい』と言う。そんな中での雪山対応のプラブーツはいささか奇異に見えたかもしれないがそれしかなかったのでいたしかたなし。


左:登山口 右:祠あり
9:22発。快晴で陽射しのある所は暖かく地面が緩み始めているが、南東稜を登る登山道は殆どがコナラなどの樹林帯の中で雪が残っており、それが凍って滑りやすく意外と歩きにくい。雪山のつもりだったので軽アイゼンは持っていないし、10本爪を履くわけにもいかないので恐るおそる登る羽目になる。長袖シャツを着て歩き始めたが、直に暑くなり半袖になる。


左:赤門 右:太郎神社
この地方特有の祠や里程標を見ながらゆっくり登って40分で『太郎山神社』と書かれた鳥居を通り、さらに40分で赤い鳥居のある山門の先の石段を登って10:46太郎神社に着く。


左:関東富士見100選碑 右:北ア蓮華岳方面
神社はまったくの日陰で冷蔵庫のような寒さだが、山門に戻って南側に廻るとそこは東~南~西に向けて開けた明るい展望広場で、東の烏帽子岳から浅間の外輪山,秩父山塊,八ヶ岳・蓼科山,南アルプス,霧が峰,美ヶ原,を隔てて西の北アルプスに至る山々が望まれ、また眼下に上田市や青木村の街並みを見下ろすことが出来た。よく晴れていて富士山もスッキリ見えており『関東富士見100選』の1つである。


左:八ヶ岳の裾野と富士 右:蓼科山・八ヶ岳
太郎神社からの展望でアルプスや八ヶ岳,秩父山塊等の遠景の山々以上に興味深かいのは、南南西方向に端正なたたずまいを見せる夫神岳とそれをそのまま持ち上げて南に大きく傾けたような子檀嶺(こまゆみ)岳,そこから始まって十観山,御鷹山,入山,二ツ石峰,保福寺峠,三才山,戸谷峰と連なる山なみや女神岳,独鈷山等,青木村を取り巻く山々である。


左:境界線ラインの右端に子檀嶺(こまゆみ)岳,ラインの左にある端正な山が夫神岳
右:十観山~御鷹山~入山~二ツ石峰~三才山~戸谷峰の境界線ライン
特に保福寺峠から十観山に至る旧四賀村と青木村の境界線の山なみは、これまで冬期縦走を目論みながらも保福寺峠への道が通行不能になるために手を拱いていたのだが、それを逆方向から見ると十観山から保福寺峠まで縦走してピストンするか鹿教湯温泉に下るというコース取りもあり得ると言うことに気づかされ、大いに参考になった。いつもとは違う方向から山を見るのも時に必要なことだと言うことを教えられた気がする。
2010年01月19日
山スキー、西吾妻山・若女平コース
山スキー、西吾妻山・若女平コース
2010年1月11日 福島県西吾妻山 記録者 哲ちゃん
ここに来るのはこれが二回目。前回はロープウェイとリフトを乗り継ぎスキー場のトップまで行ったものの、容赦なく降り続いてくれる雪のために断念しスキー場をそのまま滑り降りる事になってしまった。今日はうってかわっての青空が広がり、絶好の山スキー日和に恵まれる。スキー場のトップまで行き辺りを偵察するがトレースは無かった。入山地点がよく解らなかったが適当に歩きやすいところから中大嶺を目指す。樹氷が立ち並ぶ中を、GPSを頼りに高い方を目指しながら歩いていく。樹氷原は中大嶺の山頂付近まで続いていて、そこまで行きようやく視界が広がり西吾妻山を見ることが出来た。ここから西吾妻山までは青空の下の爽快な歩きとなった。



飯豊山、蔵王山などが遠くに見え山形の平野部までもがよく見えた。平たい山容の西吾妻山の山頂は何処だかわからなかったが、一応一番高いと思われる付近に行ってから西吾妻小屋に降った。ここでシールを剥がし若女平に向けて滑り降りる。樹氷原の中に突入すると激パウが待っていてくれた。沢筋に滑るがまだやや雪は少なめだった。あと2~3m積もれば快適にロングランが楽しめそうだったが、ボトムに入ると板は止まってしまう。沢筋とツリーランを繰り返しながら若女平付近に到着。



ルートが若干左にずれていたようでトラバース気味に2、3の支尾根を越えてからルートの痩せ尾根に乗る。この尾根を降り手持ちの資料での下降点に着いたが、滑り降りられそうな斜面が無い。どうやらここでもまだ雪不足で滑降に適した斜面になっていなかったようだった。しかたがないので引き返し適当な所からトラバース気味に沢筋まで降りる。あとは沢の横を滑って道路にでた。


2010年1月11日 福島県西吾妻山 記録者 哲ちゃん
ここに来るのはこれが二回目。前回はロープウェイとリフトを乗り継ぎスキー場のトップまで行ったものの、容赦なく降り続いてくれる雪のために断念しスキー場をそのまま滑り降りる事になってしまった。今日はうってかわっての青空が広がり、絶好の山スキー日和に恵まれる。スキー場のトップまで行き辺りを偵察するがトレースは無かった。入山地点がよく解らなかったが適当に歩きやすいところから中大嶺を目指す。樹氷が立ち並ぶ中を、GPSを頼りに高い方を目指しながら歩いていく。樹氷原は中大嶺の山頂付近まで続いていて、そこまで行きようやく視界が広がり西吾妻山を見ることが出来た。ここから西吾妻山までは青空の下の爽快な歩きとなった。



飯豊山、蔵王山などが遠くに見え山形の平野部までもがよく見えた。平たい山容の西吾妻山の山頂は何処だかわからなかったが、一応一番高いと思われる付近に行ってから西吾妻小屋に降った。ここでシールを剥がし若女平に向けて滑り降りる。樹氷原の中に突入すると激パウが待っていてくれた。沢筋に滑るがまだやや雪は少なめだった。あと2~3m積もれば快適にロングランが楽しめそうだったが、ボトムに入ると板は止まってしまう。沢筋とツリーランを繰り返しながら若女平付近に到着。



ルートが若干左にずれていたようでトラバース気味に2、3の支尾根を越えてからルートの痩せ尾根に乗る。この尾根を降り手持ちの資料での下降点に着いたが、滑り降りられそうな斜面が無い。どうやらここでもまだ雪不足で滑降に適した斜面になっていなかったようだった。しかたがないので引き返し適当な所からトラバース気味に沢筋まで降りる。あとは沢の横を滑って道路にでた。



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