2010年02月17日
女峰山 改 一里ヶ曽根(2010.2.14)
赤薙山~一里ヶ曽根
2010年2月14日 栃木県日光 赤薙山~一里ヶ曽根 記録者 あっちゃん
今回は、霧降高原の駐車場から赤薙山~奥社跡~ヤハズ~一里ヶ曽根~女峰山を日帰りで踏破するべく
深夜3時に起床、
前夜から登山の準備を済ませ、装備を詰め込んだ愛車に乗り込み一路日光へ・・・・。
4時15分駐車場に到着。
まだ真っ暗な中ただ一人黙々と準備を済ませ
ヘッデンの明かりを頼りに歩き始めます。
ゲレンデ跡の急な斜面に息が上がり結構辛く
何と無く今日の体調はあまり良く無い様な気がして少し不安になり
下界の夜景の美しさに勝手に哀愁を感じ感動しつつも
この先の雪の状態が気になります。
ここ数日天気は荒れ模様で今日だけつかの間の晴れ間が期待出来そうとのこと、
予想では、適当な硬さの雪とその上にふんわりと乗っかった新雪の斜面を想像していたのですが
以外に最中状態の雪質で
この後大変な苦労が待って居ようとは思いもせず歩を進めます。
東の空が段々と赤く染まり空の雲の状態が目視出来始めたころ
町の夜景が色あせ、山の形がハッキリしてきます。
直感で「今日の天気が持つのはお昼までだな~。」と感じ行動時間を逆算して
早くも「今回は無理かもな~」と頭の中で自分と違う誰かが囁き
「そうかもね~。」と一人呟く自分がいました。(この時点でまだ赤薙山頂のずいぶん手前でした。)

6時50分赤薙山到着
下からスノーシュウを履いてきたのですがクラストした急斜面では歯が立たず
ズルズルと滑りかなり体力を消耗してしまい結構バテましたが
今年の西暦と同じ標高の2010メートル
今年は登ろうと考えていたので、誰もいない山頂で一人ニヤニヤしながら鳥居をパチリと一枚
小休止の後再び気合を入れ先を目指します。
この先は誰のトレースも無くルートの確認や不安定な足元に悩まされ遅々として距離が伸びず時間ばかりが過ぎて行きかなりテンションが下がります。
アイゼンに履き替えかなり危うい尾根筋を辿り樹林帯を潜り行くと
日向になる部分は表面が硬く比較的歩きやすいのですが
日陰の部分になるとたちまち脆くなり、場所によっては下腹部までもぐり
今まで経験したことの無いラッセルが始まります。
まるで、落とし穴様な雪の斜面はやる気と体力をどんどん自分の体から奪い取ってゆくのでした。
何度落ちたか忘れたころアクシデントが・・・・。
右足が取られた瞬間バランスを崩し、左足のケッツァの部分で自分の右足のフクラハギを蹴り飛ばしてしまい、右足に激痛が・・・。
ここは冷静にと自分に言い聞かせ暫く休んで様子を見たところ外傷も無く段々痛みも和らいできたので
先を目指すことに決め再び歩き始めます。

奥社跡で小休止してヤハズの痩せ尾根を通過
再び樹林帯に入り不規則で予測不能な落とし穴が何度も襲ってきます。
そしてまた同じところを蹴っ飛ばしてしまい思わず「ガッデム!!」「サノバビッチッ!!」と叫ぶ自分でした。
正直この時点でやる気0パーセント
せめて切のよい所で一里ヶ曽根までは行こうと思い
半ば気力だけで何とか辿り着きました。
時間は10時20分
目の前に女峰山が見えるのですが
夏道で約1時間
この状態だと良くて片道2時間半は掛かるだろうと思った時
今回は諦めることにしました。
暫く女峰山を眺めデッカイ声でリベンジを誓い帰路に着きました。

予想はしていたのですが雪山の女峰山は厳しかった!!
帰りは自分のトレースがあるので安心でしたが落とし穴はいたる所にあり
かなり苦労させられました。
次回天候次第でもう一度チャレンジしたいと思います。
今回の山行で実感が掴めたのと、女峰山の頂になんとしても立ってみたい気持ちがさらに高まったのです。
気持ちと体の調子を上げて、来るべき日のためにトレーニングに励みたいと思います。
さ~てと!
頑張るべ~てか~!!
2010年2月14日 栃木県日光 赤薙山~一里ヶ曽根 記録者 あっちゃん
今回は、霧降高原の駐車場から赤薙山~奥社跡~ヤハズ~一里ヶ曽根~女峰山を日帰りで踏破するべく
深夜3時に起床、
前夜から登山の準備を済ませ、装備を詰め込んだ愛車に乗り込み一路日光へ・・・・。
4時15分駐車場に到着。
まだ真っ暗な中ただ一人黙々と準備を済ませ
ヘッデンの明かりを頼りに歩き始めます。
ゲレンデ跡の急な斜面に息が上がり結構辛く
何と無く今日の体調はあまり良く無い様な気がして少し不安になり
下界の夜景の美しさに勝手に哀愁を感じ感動しつつも
この先の雪の状態が気になります。
ここ数日天気は荒れ模様で今日だけつかの間の晴れ間が期待出来そうとのこと、
予想では、適当な硬さの雪とその上にふんわりと乗っかった新雪の斜面を想像していたのですが
以外に最中状態の雪質で
この後大変な苦労が待って居ようとは思いもせず歩を進めます。
東の空が段々と赤く染まり空の雲の状態が目視出来始めたころ
町の夜景が色あせ、山の形がハッキリしてきます。
直感で「今日の天気が持つのはお昼までだな~。」と感じ行動時間を逆算して
早くも「今回は無理かもな~」と頭の中で自分と違う誰かが囁き
「そうかもね~。」と一人呟く自分がいました。(この時点でまだ赤薙山頂のずいぶん手前でした。)


6時50分赤薙山到着
下からスノーシュウを履いてきたのですがクラストした急斜面では歯が立たず
ズルズルと滑りかなり体力を消耗してしまい結構バテましたが
今年の西暦と同じ標高の2010メートル
今年は登ろうと考えていたので、誰もいない山頂で一人ニヤニヤしながら鳥居をパチリと一枚
小休止の後再び気合を入れ先を目指します。
この先は誰のトレースも無くルートの確認や不安定な足元に悩まされ遅々として距離が伸びず時間ばかりが過ぎて行きかなりテンションが下がります。
アイゼンに履き替えかなり危うい尾根筋を辿り樹林帯を潜り行くと
日向になる部分は表面が硬く比較的歩きやすいのですが
日陰の部分になるとたちまち脆くなり、場所によっては下腹部までもぐり
今まで経験したことの無いラッセルが始まります。
まるで、落とし穴様な雪の斜面はやる気と体力をどんどん自分の体から奪い取ってゆくのでした。
何度落ちたか忘れたころアクシデントが・・・・。
右足が取られた瞬間バランスを崩し、左足のケッツァの部分で自分の右足のフクラハギを蹴り飛ばしてしまい、右足に激痛が・・・。
ここは冷静にと自分に言い聞かせ暫く休んで様子を見たところ外傷も無く段々痛みも和らいできたので
先を目指すことに決め再び歩き始めます。


奥社跡で小休止してヤハズの痩せ尾根を通過
再び樹林帯に入り不規則で予測不能な落とし穴が何度も襲ってきます。
そしてまた同じところを蹴っ飛ばしてしまい思わず「ガッデム!!」「サノバビッチッ!!」と叫ぶ自分でした。
正直この時点でやる気0パーセント
せめて切のよい所で一里ヶ曽根までは行こうと思い
半ば気力だけで何とか辿り着きました。
時間は10時20分
目の前に女峰山が見えるのですが
夏道で約1時間
この状態だと良くて片道2時間半は掛かるだろうと思った時
今回は諦めることにしました。
暫く女峰山を眺めデッカイ声でリベンジを誓い帰路に着きました。


予想はしていたのですが雪山の女峰山は厳しかった!!
帰りは自分のトレースがあるので安心でしたが落とし穴はいたる所にあり
かなり苦労させられました。
次回天候次第でもう一度チャレンジしたいと思います。
今回の山行で実感が掴めたのと、女峰山の頂になんとしても立ってみたい気持ちがさらに高まったのです。
気持ちと体の調子を上げて、来るべき日のためにトレーニングに励みたいと思います。
さ~てと!
頑張るべ~てか~!!
Posted by okirakutozan at 10:13│Comments(0)
│栃木
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。