2010年05月11日
日光男体山
今度は表から
2010年5月9日 栃木県日光市 男体山 記録者 はら坊
「副隊長が休みだから何所か釣りに行きませんか?」
そんな感じで始った今回の遊びだったのだが、最終的に副隊長と私の二人での登山になった。
行先も、榛名山等と言う話も出たが隊長が居ないという事で県外遠征はNG、副隊長も夜中から仕事と言う事で栃木県内霊峰男体山に決めた。
3年程前、裏から登った事があったので、今回は表から登る事にした。
いろは坂登り口のトイレのある駐車場で待ち合わせ、合流して一台で登山口へ向う。
二荒山神社の門が6時開門と言う事で時間が来るのを支度を済まし、朝食を摂りながら待つ。
時間になると開門を待ちわびた登山者達が一斉に流れ込む。
登拝届けを済まし\500を納めいざ登山道へ・・・
いきなり急な階段、登りかけて直ぐ白根葵の群生を覗きに脇道に入るもその姿は無かった。
という事で、山頂へと歩みを進めるが衰えた体に急登が容赦なく圧し掛かる。
そう言えば最近休みとなると疲れて一日寝てしまっている事が多い。
これでは筋力体力とも鈍ってしまって当然である。
そんな衰えた体にムチを打ち山頂を目指す。
途中年配のパーティーを追い越し林道に飛び出る。
「この林道何処まで行ってるのかな?」
「山頂まで道付いてたりして・・・」
「山開きの時の神主は、この道を車で行くんじゃない・・・(笑)」
などと話しながら林道をしばし歩く。
その頃には体も温まり副隊長の歩みも軽やかになってきた様でペースも上がる。
後ろから追いかけるのもキツイ位だ。
ほとんど直登の登山道は大きなガレ場が現れると何処がルートか分からなくなり、歩幅がバラつきとても疲れる。
ガレ場が過ぎると直ぐに残雪が現れた。何だかやけに滑る・・・
足腰が弱くなった事を実感する。
来週の安達太良が心配になって来る。
残雪をクリアーすると漸く間近の火山灰帯になり歩き易くなって山頂へのペースも上がり直ぐ登頂達成。
3年前と何も変わらず私達を出迎えてくれた。剣の前で記念撮影を撮り、
少し早い昼食、山頂ラーメンを食べいざ下山・・・
と思った所に途中パスしてきたご老人が到着、御歳85歳!!男体山登頂1000回越えと言う方と記念撮影を撮らせて頂き頭を温泉に切替え下山。
下山も終盤になりかけて今朝覗き込んだ白根葵の群生地を覗き込むと、何と薄紫色の花を付け私達の無事を祝してくれている様だった。

一日副隊長の背中を追った登山・・・キツかったけど、心地の良い時間だった。
きっと副隊長もあの人の背中をこんな気持ちで見ていたのかな・・・
そんな事を考えちょっとセンチメンタルな気持ちになり臭い温泉に浸かった。
2010年5月9日 栃木県日光市 男体山 記録者 はら坊
「副隊長が休みだから何所か釣りに行きませんか?」
そんな感じで始った今回の遊びだったのだが、最終的に副隊長と私の二人での登山になった。
行先も、榛名山等と言う話も出たが隊長が居ないという事で県外遠征はNG、副隊長も夜中から仕事と言う事で栃木県内霊峰男体山に決めた。
3年程前、裏から登った事があったので、今回は表から登る事にした。
いろは坂登り口のトイレのある駐車場で待ち合わせ、合流して一台で登山口へ向う。
二荒山神社の門が6時開門と言う事で時間が来るのを支度を済まし、朝食を摂りながら待つ。
時間になると開門を待ちわびた登山者達が一斉に流れ込む。
登拝届けを済まし\500を納めいざ登山道へ・・・
いきなり急な階段、登りかけて直ぐ白根葵の群生を覗きに脇道に入るもその姿は無かった。
という事で、山頂へと歩みを進めるが衰えた体に急登が容赦なく圧し掛かる。
そう言えば最近休みとなると疲れて一日寝てしまっている事が多い。
これでは筋力体力とも鈍ってしまって当然である。
そんな衰えた体にムチを打ち山頂を目指す。
途中年配のパーティーを追い越し林道に飛び出る。
「この林道何処まで行ってるのかな?」
「山頂まで道付いてたりして・・・」
「山開きの時の神主は、この道を車で行くんじゃない・・・(笑)」
などと話しながら林道をしばし歩く。
その頃には体も温まり副隊長の歩みも軽やかになってきた様でペースも上がる。
後ろから追いかけるのもキツイ位だ。

ガレ場が過ぎると直ぐに残雪が現れた。何だかやけに滑る・・・
足腰が弱くなった事を実感する。
来週の安達太良が心配になって来る。
残雪をクリアーすると漸く間近の火山灰帯になり歩き易くなって山頂へのペースも上がり直ぐ登頂達成。
3年前と何も変わらず私達を出迎えてくれた。剣の前で記念撮影を撮り、
少し早い昼食、山頂ラーメンを食べいざ下山・・・
と思った所に途中パスしてきたご老人が到着、御歳85歳!!男体山登頂1000回越えと言う方と記念撮影を撮らせて頂き頭を温泉に切替え下山。
下山も終盤になりかけて今朝覗き込んだ白根葵の群生地を覗き込むと、何と薄紫色の花を付け私達の無事を祝してくれている様だった。


一日副隊長の背中を追った登山・・・キツかったけど、心地の良い時間だった。
きっと副隊長もあの人の背中をこんな気持ちで見ていたのかな・・・
そんな事を考えちょっとセンチメンタルな気持ちになり臭い温泉に浸かった。
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