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2009年10月24日

赤薙山(2009.10.24)

女峰に行く筈だったのに・・・ 
2009年10月24日 栃木県日光市 赤薙山 記録者 ぺんぎん隊副隊長

高原ハウス(6:55)~小丸山(7:34)~焼石金剛(7:55)~山頂(8:22)~小丸山(9:24)~高原ハウス(9:56)

赤薙山を越えて女峰山までのピストン山行を計画し埼玉の友人を誘って山行を決めた。日も短くなって来たのでロングアプローチであるこのコースも年内中に安全登山をするにはそろそろ限度になる。多少天気の不安はあったが「降らなければ何とか・・・」くらいのつもりでJR日光駅前を集合地に決め当日を迎えた。

JR日光駅前で4:30合流し一台を日光市立図書館にデポして霧降高原に向かう。高原ハウス駐車場には5:00に到着。夜明けを待ちながら仮眠を取るが6時を過ぎても明るくならない。漸く周囲が明るくなり出したのが7時近くなっていたが、それと同時にその理由も判明した。駐車場から第3リフト終着点である小丸山を見上げるとリフト小屋から上は雲の中である。



リフトゲレンデの横に位置する登山道を登り始める。登山道の中央部分は水の通り道になるらしく大きく削られて歩きにくい。こんな登山道はそれを避けるために両脇にどんどん踏み跡が増えて広く広くなって行ってしまうに違いない。
二回ほど急登をこなすと第三リフト終点から来る道が鹿避けネット外で合流して小丸山に着く。
小丸山から上は予想通りに雲の中で100mの視界が精一杯。

丸山に向かう登山道を右に分けて稜線を真っ直ぐに登る。背の低い笹原を登る間、左側の谷間から雲が競り上がり寒風がヤッケを揺らしている。徐々に溶岩質の岩が目立ち始める。尾根幅20m一面が岩だらけで縦横に踏み跡が走る。確かにどこをどう歩いても尾根さえ外さなければ良い感じだ。
霧の中に「焼石金剛」の表示板を見て自分の位置を知る。

焼石金剛からは笹を踏み分けた馬の背尾根を行く。晴れたらずいぶんと眺めが良かろうかと思うが天候はここに来て霧雨となる。馬の背を過ぎ赤薙山頂直下の急登に入る。木の根に掴まりながらよじ登る様な場面もあり息が切れて来る。

漸く傾斜も弱まり平たんになると鳥居と祠が据えられた赤薙山山頂だ。

赤薙山山頂で三等三角点標石を従えて記念撮影。

実はこの三等三角点には悔しい思い出がある。

今年の春、まだ雪が残る赤薙山に登った。私は登頂した記念に三角点標石とその周囲の風景を必ず写真に収めて来る。その時もそのつもりで登って来た。しかし雪が積もる山頂に三角点標石を探し当てる事が出来なかった。「ここか!あそこか!」とストックを雪に刺しては標石を探っていたがついに見つからずに諦めてラーメンを作って食べた正にそのお尻の下に標石は埋まっていたのだ。
今回はそんな悔しい思い出のある標石をカメラに収める事が出来て少なからず満足した。

天候は悪くなる一方で霧雨からしっかりとした雨脚に変わっている。本当なら祠の裏側に見える女峰山だが、今はその山肌さえも眺める事が出来ない。

「今日は勘弁してやるか!」

友人と相談して女峰山を目指す事は次回延期と決めて下山。
その横で息子の顔がほころんだのを見逃さない私でありました。(笑)

  
タグ :栃木


Posted by okirakutozan at 13:49Comments(0)栃木